サッカー選手(U18)のウエイトトレーニングで最重要な部位をあげるとすればそれは脚です。
体幹や上半身の強化も大切です。
必要が不要かで言えば間違いなく必要ですが、
脚・下半身より優先順位は低くなります。
なぜ体幹や上半身より、脚や下半身の優先順位が高いのか
その理由は脚・下半身の筋肉はロコモーター(運び手)、体幹や上半身はパッセンジャー(乗客)だから。
脚・下半身の筋肉は自分の身体を運ぶ(走る・跳ぶなど)ための筋肉であるのに対し、体幹や上半身の筋肉は下半身に運ばれる部位になります。
もちろん体幹や上半身のの筋肉も脚・下半身の筋肉と連動して身体を運ぶために働きますがあくまでも脚・下半身のサポート役です。
いくら肩や腕を強化してスプリントの腕振りや、相手をブロックするパワーが強くなっても、
上半身が重くなりすぎて、走る跳ぶなどの移動に悪影響が出てはパフォーマンスは上がりません。
繰り返しになりますが、体幹や上半身の強化は必要です。
必要ですがより重要になるのは脚・下半身の強化です。
脚トレを週2回コンスタントに継続することがベース。
上半身のウエイトトレーニングはそこに上乗せさせる形で実施しましょう。
※ウエイトトレーニングを導入したばかりの選手向けの記事です。
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